米は研いだら、ざるにあげて吸水させます。これは昔から行われている方法。炊飯器で炊く場合、鍋で炊く場合、みんな同じです。
米を水に浸したまま吸水させる方法はオススメできません。大きくは2つの理由があります。
ですので、ざるにあげて、表面を乾燥させながら米の芯まで吸水させ、「洗い米」の状態にしてやるのです(洗い米=乾物である米を戻した状態のこと。)。
これがおいしいお米を炊くための初めの1歩になります。
洗い米を計量します。乾燥の状態でカップ2杯だった米も、水を含んだ「洗い米」になると、カップ2杯半前後に増えます(2〜3割り増し)。
これと同じ量(=ほぼ体積になります)の水を加えてお米を炊きましょう。
目分量や手加減で水加減をしてしまうと、柔らかすぎたり固すぎたりと、ご飯の状態が安定しません。「洗い米」と同体積の水が一番間違いないでしょう。
1.中火にかけて煮立てる
2.沸騰したら弱火にして15分ほど炊く
3.火を止めて10分ほど蒸らす。
これが基本。
米は温度が60℃程度になるまでに全て甘みを出し切ってしまいます。
だから最初から強い火にかけたり、お湯で炊いたりせずに60℃に上昇するまでの時間を長くかけたほうがよいといわれます。 古くからもかまど炊きの言葉として、
初めちょろちょろ 中ぱっぱ 吹きはじめたら火を引いて 赤子泣いてもふた取るな
とも言われています。
材料・4人分 |
作り方 |
|||
|
|
|
エネルギー 39kcal |
塩分 0.1g |
エコファーマーとは持続性の高い農業生産方式(土づくり、化学肥料・化学農薬の低減を一体的に行う生産方式)を導入する計画を立て、都道府県知事の認定を受けた農業者です。